先輩社員の紹介

小林 巨直

星野楽器株式会社 Ibanez Division

マーチャンダイジング第二部 電子/アンプ・プロダクト

2006年入社 (工学部卒)

■ 現在の仕事について教えてください。

Ibanezの電気・電子関連商品、主にエフェクターとアンプの企画開発をしています。企画開発と言っても、単に新しい商品を設計して「はい終わり」ではありません。企画の立案から始まり、設計はもちろん、コスト・利益計算、安全規格適合のチェック、発売までのスケジュール管理、工場での量産検品、必要に応じて宣伝の企画、アフターサービスの対応等、担当する商品には全て関わります。

想像してみてください。どこの会社でもそうだと思いますが、自分が立案・設計した商品が会社の売り上げを左右するのですから、結構なプレッシャーです。私の設計ミスが原因で、会社に余計な支出をさせてしまったこともあります。お客様からの受注数を見るまではドキドキしていますが、自分が手塩にかけて育てた子供のような商品が店頭に並んでいたり、インターネットでレビューされていたりすると、喜びもひとしおです。

ここまでは地味な感じですが、音楽業界での華やかな一面もあります。ご存知のとおり、Ibanezは多数のプロミュージシャンとの繋がりがあり、たまにプロから商品の改造を依頼されることがあります。昨年も「ステージ上でのコントロール用に外部フットスイッチを付けてくれない?」と頼まれ、改造したエフェクターがありました。実際にプロのステージにお邪魔して、使っていただいているのを見たり、生の声を聞けたりすると非常に嬉しくなります。

■ 星野楽器を選んだ理由を教えてください。

中学生の頃に洋楽・ハードロックに目覚め、Mr.Bigを好きになりました。Paul Gilbertのバイオリンシェイプのギターに憧れたのがIbanezとの出会いです。その後はJohn Petrucciにハマリ、お金をためてJ-customを買いました。海外アーティストのイメージが強かったので、恥ずかしながらIbanezが名古屋の企業のブランドとは知りませんでした。東海地方出身の私は、就職活動を始めて間もない頃、大手自動車メーカー系列の会社ばかりを受けていましたが、ある日就活サイトから星野楽器の案内が送られてきました。大学で電気電子・音響工学を専攻した上、あの憧れのIbanezが名古屋の会社だなんて運命だし、ダメかもしれないがこの機会を逃すと後悔すると思い、記念受験さながらに願書を送りました。

という憧れと夢が、私が星野楽器を選んだ理由です。

■ 就職活動をしている学生の方へのメッセージをお願いします。

上でも述べたように、私は自動車関連の会社に就職するものだと決め付けていました。それは私がロクに他の業種や企業の研究もせずに、漠然と「大企業」であればまずは安心だろうという思いがあったからです。就活サイトからの案内というキッカケのおかげで、夢ではあったけれど、半ば自分にとっては「ありえないもの」としていた音楽業界に身を置く人生を送らせてもらっています。皆さんも夢をお持ちだと思いますが、大企業や有名企業だけがその夢をかなえる唯一の方法ではなく、他にも様々な道があると思って欲しいです。

一般的には知られていないけれども、素晴らしい製品や技術、ノウハウを持っている「隠れスゴい企業」が日本中にあります。これは私が社会人になって様々な企業の方と知り合うようになり、実感していることです。是非とも、そのような今まで知らなかった企業も視野に入れて、就職活動を進めて欲しいと思います。就職とは、自分の人生を誇れるものにするかどうかに関わる大事な機会だと思います。がんばってください!

ミニアンケート

■ 学生時代にがんばったことは?

軽音楽サークルをがんばりました。バンドでの音について、酒を飲みながら語り合いました。

■ 星野楽器に入って「これは苦労した……」と思うことは?

中国工場での様々な異文化・異国民性です。日本の常識は世界の常識ではないことを痛感させられます。

■ 星野楽器に入って「よかったな」と思うことは?

自分の企画開発した製品が世に出て、評価された時です。売り上げ良好だと余計にですね!

■ 星野楽器をひとことで言うと?

自由な雰囲気の真面目な企業

■ お休みの日は何をして過ごしますか?

最近はもっぱら家族サービスです。趣味はインドカレー作りになりました。

■ 好きな音楽は?

昔はHR/HMやプログレでした。最近聴くのはJazzですが、弾くのはやはりHMが得意です。

■ 今後の目標を教えてください。

世間をあっと言わせるエフェクター・アンプを作ること。

■ オフの一枚

スパイスから仕入れて作ったインドカレー、自信作です。コクを出すのが難しい。味を作り上げるのは、音作りに似てますね。